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『中動態の世界』(國分功一郎著)レビュー|“自分で決めた”は本当か?――その本質に迫る哲学書
「強い意志さえあれば、何でも乗り越えられる」「失敗するのは、意志が弱いからだ」——そんな言葉を、私たちは日常で耳にします。そして、この「意志」の裏には、常に「責任」という重たい言葉が張りついています。 けれど、この「意志」は本当に、私たちが... -
MOVE Xは“最強のストリートギア”|電動自転車の常識を変える日本発e-Bike【X・XS・Sサイズを徹底比較】
「自転車=ただの移動手段」だと思っていませんか? MOVEは、そんな価値観をがらっと変えてくれる──日本発の電動アシスト自転車(eBike)ブランドです。 都市のストリートに溶け込む洗練されたデザイン。350Wのハイパワーなモーター。極太ファットタイヤが... -
【読書マーカー革命】ダーマトグラフとは?蛍光ペンに代わる最強の書き込み道具
読書をしていると、重要な箇所や後で振り返りたい部分にマーカーを引きたくなりますよね。 ですが、蛍光ペンやボールペンで本にマークを付けると、にじんだり、裏に移ったりして、ページをめくるたびに小さなストレスを感じることがあります。 そんな悩み... -
『21世紀の資本』(トマ・ピケティ著)|「r>g」の格差メカニズムと資本主義への向き合い方
「r>g(資本収益率>経済成長率)」——このシンプルな不等式が、世界中に衝撃を与えました。 経済書としては異例のベストセラーとなった『21世紀の資本』(2013年)は、フランスの経済学者トマ・ピケティによる一冊。厚さ600ページ超ながら、「現代の資本... -
『暇と退屈の倫理学』(國分功一郎著)|退屈に耐えられない私たちが、“自由に生きる”ための哲学
なぜ私たちは、暇になると不安になるのか? 何気なくスマホを開き、SNSや動画に逃げ込む日々。やることがないと感じた瞬間、心がざわつき、「このままじゃダメだ」と焦り出すのは、なぜなのでしょうか。 『暇と退屈の倫理学』(國分功一郎著)は、「人間が... -
『資本論』(カール・マルクス著)|今だからこそ読みたい、資本主義の本質を知る一冊
現代社会の構造をより深く理解しようとするなら、マルクスの『資本論』は一度は触れておきたい一冊です。 「名前は聞いたことあるけど、難しそう」「共産主義と関係あるんでしょ?」という方も多いと思います。 この記事では、マルクスをほとんど理解して...
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