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『資本主義の次に来る世界』(ジェイソン・ヒッケル著)|脱成長が描く「少ないほうが豊か」な未来
現代社会では気候危機や格差拡大など、資本主義のもたらす副作用に多くの人が不安を抱き始めています。 ジェイソン・ヒッケル著『資本主義の次に来る世界』は、その原因を資本主義そのものに求め、徹底的な分析と大胆な提言を行う一冊です。 本書は「なぜ... -
【2025年最新版】人気カフェチェーン7社のコーヒー価格&居心地を徹底比較!
カフェでゆったり読書や勉強をする時間は、まさに“小さな贅沢”ですよね。 たまにはお洒落なカフェで過ごすのも素敵ですが、通いやすさや価格を考えると、やっぱり頼れるのが全国チェーンのカフェです。 この記事では、主要7社のカフェチェーンを対象に、 ... -
読書記録にはApple「ジャーナル」アプリがおすすめ!|iPhoneユーザー必見【無料】
本好きの皆さんは、こんな悩みありませんか? 読みたい本がどんどん溜まっていく 感想や印象に残った言葉をどこかにメモしておきたい そんな方におすすめなのが、Apple純正の「ジャーナル」アプリです。 この記事では、iPhoneユーザーなら無料で使えるこの... -
『実力も運のうち 能力主義は正義か?』(マイケル・サンデル)レビュー|「正義」と「人間の尊厳」を根底から問い直す
「努力すれば報われる」「学歴は正義」「頑張った人が成功するのは当然」―― 私たちが長く信じてきたこれらの価値観に、マイケル・サンデルは鋭く異議を唱えます。 本書『実力も運のうち 能力主義は正義か?』は、現代社会の根幹をなす「能力主義(メリト... -
『資本主義の中で生きるということ』(岩井克人著)|「幸福はおカネでは買えない」と誰もが言える社会
ウクライナ戦争、気候危機、貧富の格差、そしてAIによる仕事の代替――。 私たちは、かつてないスピードで変化する資本主義社会の中で生きています。 この記事では、経済学者・岩井克人氏による『資本主義の中で生きるということ』を読み、 「資本主義とは何... -
『資本主義と自由』(スティグリッツ著)|搾取をどう食い止めるのか?
「自由市場こそが最善の経済モデルである」という前提に、どこか疑問を感じたことはありませんか? 本記事では、ノーベル経済学賞を受賞した経済学者ジョセフ・スティグリッツの近著『資本主義と自由』を読み、現代の資本主義が抱える構造的な矛盾と、そこ... -
『世界秩序が変わるとき』(斎藤ジン著)レビュー|強い日本の復活
ウクライナ戦争や米中対立、台湾有事のリスクなど、国際秩序の大きな変化を感じる出来事が次々と起きています。 この記事では、斎藤ジン氏による『世界秩序が変わるとき』を読み、現代の国際情勢をどう捉えるべきかについて考えたことをまとめました。 著... -
『社会的共通資本』(宇沢弘文著)レビュー|みんなで守るべき共通財
この記事では、経済学者・宇沢弘文先生の著書『社会的共通資本』を読み、印象に残った考えや現代社会とのつながりについて紹介します。 著者|宇沢弘文氏について 宇沢弘文(うざわ・ひろふみ)氏は、1928年生まれの経済学者で、東京大学名誉教授。理論経... -
『中動態の世界』(國分功一郎著)レビュー|“自分で決めた”は本当か?――その本質に迫る哲学書
「強い意志さえあれば、何でも乗り越えられる」「失敗するのは、意志が弱いからだ」——そんな言葉を、私たちは日常で耳にします。そして、この「意志」の裏には、常に「責任」という重たい言葉が張りついています。 けれど、この「意志」は本当に、私たちが... -
【読書マーカー革命】ダーマトグラフとは?蛍光ペンに代わる最強の書き込み道具
読書をしていると、重要な箇所や後で振り返りたい部分にマーカーを引きたくなりますよね。 ですが、蛍光ペンやボールペンで本にマークを付けると、にじんだり、裏に移ったりして、ページをめくるたびに小さなストレスを感じることがあります。 そんな悩み...
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